短期滞在ビザ(観光ビザ)でできること・できないこと

外国人が日本に観光や短期の用事で訪れる際に使うのが、**短期滞在ビザ(観光ビザ)**です。期間は15日、30日、90日などが一般的で、長期の滞在は認められていません。

このビザで「できること」は、観光、親族や友人の訪問、商談や会議への参加などです。短期間の文化交流やセミナー参加も含まれます。基本的に「一時的な滞在」として認められる範囲であれば利用できます。

一方で「できないこと」は明確です。就労は一切認められていません。アルバイトや報酬を伴う活動をすると、資格外活動違反になり、強制退去の対象になる場合もあります。また、長期滞在や在留資格の変更も原則できません。例えば短期滞在ビザで入国してから配偶者ビザや就労ビザへ切り替えることは、特別な事情がない限り認められません。

短期滞在ビザは便利な制度ですが、誤った使い方をすると大きなリスクにつながります。当事務所では、観光や親族訪問など正しい範囲での活用方法を分かりやすくご説明し、不安なく渡航できるようサポートしております。

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